MSZ-008 ZII(ゼッツー)
|丼萩麟 ◆LfFag/p4iw


乙です。


いや、ZIIです。


BB戦士のSD戦国伝シリーズに「鉄機武者鋼丸」というキットがありまして、これが飛行形態である目牙守羽多(メガシューター)形態への変形の他に、SD体型から八頭身リアル体型の金剛鋼丸形態にも変形可能という変わりダネでした。
今回はこの金剛鋼丸形態を利用し、心行くまで弄り倒してモデルになったMSZ-008 ZIIの1/144スケールモデルに改造してみようという魂胆です。

また、さらにサブテーマとして、まずひとつにグリプス戦〜第一次ネオジオン抗争当時の変形機構を有したモビルスーツ特有の『人型を外し(れ)た体型』を再現する事を念頭に入れて製作しました。実質的に「Zの皮をかぶったメタス系」ともいえるZIIは、とくにそのあたりがZガンダムなんかと比較しても顕著だろうということで。
もうひとつは本機と並行して開発されていたことになっている他のZ系モビルスーツとのデザインの上での統合をカタチで表現する事です。


ZIIは地上のカラバが開発した量産型ZガンダムであるMSK-006(Z-plus A型)の宇宙版に相当する役割のものとして、生産性と操縦性を考慮して、メタスのフレームを母体にZ系のデバイスを組み込んで設計された機体です。
結果的に開発チームがZZの担当にまわされた事と、Z-plusに宇宙用の改修を加えて使用することが決定した時点で採用が見送られましが、一部の資料によれば試作機が少なくとも一機はロールアウトしていた模様です。

今回はその試作機が実戦部隊に配備された状態を想定。
部品調達と整備の上でのメリットを考慮し、可変機構に支障の無い範囲でZ-plusと同規格の部品に換装されているという解釈です。
このあたりはドイツ軍の第653重戦車駆逐大隊のP虎のイメージで。
『実は元からこういうデザインだった』という解釈でも構いません。

ダカール演説後の組織改編で連邦宇宙軍に帰属した元エゥーゴ派で、グリプス戦終結後はネオジオン討伐にあたっている艦隊の所属という設定。
それ故にエゥーゴ仕様のジムIIやジムIIIに準じたカラーリングとしました。
特別待遇だった昔のティターンズとは違って、一度は反連邦勢力として離反した事実がある部隊だけに、正規軍よりやや冷遇されている部隊らしく、こういったテストベッド機の払い下げがまわされてくるのがやっとという感じ。


スクラッチではなくあくまでキットベースなので、鋼丸で使える部分はたとえ切り刻んでも出来る限り使う方向で。

胴体・・・一体成型だった鋼丸のパーツを各ユニットごとに分割し、パテで裏打ちし形状変更の後にZIIの設定画を見ながら再構成。設定では全身に計4基のジェネレータを有しているらしいので、左右の脚部、胴体とバックパックにそれぞれ一基ずつ内蔵していると仮定し、胴体は他のメタスやZ系と違って中身が詰まっているものと解釈しています。股関節フレームはMG GP-01のくるぶしを流用。

腕部・・・上腕はZ-plus、下腕はSガンダム(旧キット)の内側をくり抜き、省略されているフレーム類を作りました。肩アーマーはHGストライクガンダムの上腕パーツとエポキシパテ。

脚部・・・腿から膝関節、サーベルラックユニットをHGUC Sガンダムから流用。スカート類と脚の膝から下は鋼丸のものからダボを切り落とし使用。サイドスカート接続のムーバブルフレームはHGUC 百式の腕の中身パーツから。

バックパック・・・鋼丸のものを芯にして、下部にMG ZZガンダムのバックパックの一部を取り付けパテで整形。左右の補助ブースターポッドも鋼丸のものを形状変更。ツインテールスタビはエールストライカーパックから羽をもぎとってつけました。

頭部・・・タカモデルクラフト製のガンダムヘッドパーツセットからZ系のものをチョイス。首の黄色い部分はHGUC Sガンダムから。


塗装はハンブロールエナメルと油絵具で筆塗り。
MSVだけに往年の石橋ボックスアートのイメージで。

デカール類はプロフィール欄に上げた陸戦ガンダム(レックレス製ジム改造)のときの余りとか、電撃ホビーのステッカー、あとワンフェスでみつけたエロノーズアートのデカールをブースターに貼ってます。見えませんね。

>>作者本人確認画像




作品名:MSZ-008 ZII(ゼッツー)
制作: 丼萩麟 ◆LfFag/p4iw
関連スレ: ■武者〇伝■SD戦国伝スレッド■其の拾捌■
使用キット: BB戦士 No.142「鉄機武者鋼丸」