Me262A-1a called“Lucky 13”
制作:るーぷあんてな ◆LOOP1FKhSU
関連スレ:WW2までの航空機模型を語る part9
使用キット:タミヤ 1/48 Me262A-1a
>>作者本人確認画像

彼の名はGeorg Peter-Eder(ゲオルク・ペーター・エダー)
ドイツの地に爆弾の雨を降らせた連合軍爆撃機クルーからそう呼ばれていた男だ。

西洋人の忌み嫌う数字“13”を機体識別番号として身にまとい、彼は日々、連合軍の重爆撃機に立ち向かった。

祖国ドイツを踏みにじる敵  連合軍
世界を混沌に陥れた敵  ナチスドイツ
兵たちが互いに憎しみあい恨みを重ねあう戦場…
すべてが狂っていた…

今日も空の戦いの火蓋が切って落とされた。
激しい攻撃を受け、次々と散華していく空の戦士たち…
戦いは終わり、かろうじて撃墜は免れたものの、空にとどまるのが精一杯の爆撃機がいた。

戦闘機乗りなら絶好の獲物として撃墜記録に加えるだろう。
しかし、彼は抵抗力を失った敵機に「とどめ」の一撃を加えることはなかった。

そう、彼だけは、戦いの空において騎士道精神を失わなかったのだ。
ゆえに“Lucky 13”と呼ばれたのだ。
襟元の柏葉付騎士鉄十字章も彼の騎士道精神をたたえるかのように光輝く…

<製作記など>
10年ほど前から再現したかった、「ラッキー13」と呼ばれたMe262を作りました。
「鋼鉄の残照」という漫画に登場するゲオルク-ペーター-エダー少佐(最終階級)の搭乗機です。
漫画はフィクションを含みますが、エダー少佐は実在の人物で、戦意を喪失した敵機にとどめを刺さないことから、「ラッキー13」とニックネームをつけられたようです。(光人社NF文庫 ジェット戦闘機Me262 138P参照)
また、彼は戦果も素晴らしいエクスペルテン(いわゆるエース)で、総撃墜数78機中、約50%の36機が四発重爆という重爆キラーでした(ルフトヴァッフェの重爆撃墜スコアは2位)。


製作はキットをストレートに作っています。ピトー管、アンテナ類はファインモールドのエッチングパーツに切り替えています。
デカールはEagleCalsのデカールを中心にキット付属のものを併用、機番の黄色の13はエアロマスターのものを使用しています。
塗装パターンは調べても出てこなかったので、同時期のJG7のものを参考に多分に想像が含まれています。
クレオスのラッカーで塗装後、デカールを貼り、つや消し:つやあり=3:1に混ぜたクリアでコートをして、フラットブラウンでスミ入れして仕上げました。
重爆キラーの必須武装としてR4Mオルカンも装備しました。
フィギアはタミヤのFw190D-9のものを拝借しています。フィギアの塗装はモットリングより難しいね(~o~;;